「うらばなし。」 最終回
そして、今日のブログが「うらばなし。」の最終回となります。

まずは、うらちゃんが無事に20歳になったご報告をさせてください。
2018年8月13日、赤い振袖を着てそれはそれは可愛らしい大人になりました。
猫の20歳は、人間の年齢に換算すると96歳だそうです。
この日、私は本当に本当に嬉しかった。
うらちゃんを生後4か月から育ててきて、大きなひと区切りを迎えることができ、
嬉しさとともにすごくホッとした気持ちになりました。

この日のために用意した振袖は、
大きなおしりがパツンパツンでとっても愛らしかったんですよ。

うらちゃんが12歳の時にこのブログを始めて8年。
最後の方はツイッターとインスタグラム中心になり
ブログがなかなか更新できなかったことを申し訳なく思っています。
上の写真は20歳の誕生日の前日に撮ったものです。

そして、これは記念すべき「うらばなし。」第1話に載せたうらちゃんです。
ひまわりじゃなくて、お刺身の菊の花を乗せてますね(笑)

もうひとつ大切なことをご報告しなければなりません。
すでにご存知の方も多いと思いますが
2018年11月20日、うらちゃんは20歳3ヶ月の天寿を全うし永眠致しました。
慢性腎不全と肥大型心筋症を患いながらも
うらちゃんは今年の誕生日を過ぎても変わらずゆったり過ごしていました。
しかし、亡くなる10日ほど前に高熱が出て
やっとその熱が下がり食欲も回復してきた矢先
亡くなる前の晩に急変し
翌朝、私と画伯に包まれてうらちゃんは静かに息を引き取りました。
うらちゃんは、間際に私の手をギュッと握りしめてくれました。
小さな小さな、温かい手で
とても力強くギュッと握ってくれました。
あの温もりと力強さは、一生忘れられないと思います。
うらちゃんからもらったたくさんの優しさも絶対に忘れないことでしょう。
うらちゃんと私と画伯は、幸せでした。
このブログを立ち上げた時、
うらちゃんのお話だから「うらばなし。」と名付けました。
うらちゃんのお話は、もう続きがなくなってしまいました。
もし、うらちゃんのこれまでの優しさが
このブログを見ていてくれた皆さんに届いていたら
これからも皆さんの生活の中で
その優しさが育ち続けますように。
それが「うらばなし。」の続きになるのかもしれないと
勝手ながら今は思っています。
これまでの長い間の感謝を込めて、うらちゃんの飼い主としてお礼申し上げます。
本当に、本当に、ありがとうございました。
「うらばなし。」 完
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